ゆんちゃーん！シンエヴァ良かったから一緒に観に行こうよ！
ふーん、そんなに良かったんなら一緒に観に行こうかなぁ
観よう観よう！ということで、今日は『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の感想です！そしてエヴァとの私史とか語っちゃおう！痛いオタクだから！！
痛いオタクとか言わないで（涙）
エヴァンゲリオンとは
企画原作監督を庵野秀明氏がしており、1995年に放映されたSFアニメTV作品です。物語の設定として、旧約聖書創世記などが取り入れられており、少し知っておくとさらに作品が楽しめると思います。
新劇場版からは、スタジオカラーが制作しています。TV版と旧劇場版を新たに再構築したのが、新劇場版となっています。TV版などを見ていなくても、新劇場版1作目の序から見れば分かる内容となっています。
- TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』（1995年～1996年放映）
- 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』（1997年公開）
- 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』（1997年公開）
- 1作目『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序』（2007年公開）
- 2作目『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』（2009年公開）
- 3作目『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Ｑ』（2012年公開）
- 4作目『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』（2021年公開）
新劇場版1作目・2作目は、TVアニメの内容に割と沿っています。大災害セカンドインパクトが起きた世界を舞台に、巨大な汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった14歳の少年少女たちと、第3新東京市（箱根辺り）に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描いています。また新キャラも登場しています。
新劇場版3作目・4作目は、TV版や旧劇場版とは内容が変わっていきます。
ＴV版から何と26年の歳月を経て、終焉を迎えた本作品。青春を共にしてきた年代にはそれだけで胸が熱く、感慨深いものとなっていると思います！
あらすじ詳細が気になる方は、ぜひ公式ダイジェストを見てくださいね！(笑)
エヴァンゲリオンと私
（なぜかQのパンフレットだけ買いそびれてしまいました…！涙）
主人公達より少し下の年齢で、TV版を見ていました。東京は夕方6時半からこの作品を放映しており、家族と一緒に見ていた私は一部かなり気まずい思いをしたりしました(笑)今ではこの内容は深夜放映かと思うんですが、当時は緩々でしたね。
その後に劇場版が公開されるというので、同じエヴァ好きの友人4人くらいで観に行きました。今は閉館してしまいましたが、池袋のシネマサンシャインという映画館で。当時エヴァの映画を観る為に、建物をぐるりと回るように長い列が出来て何時間か並んでから、観た気がします。待っている間は、友達とおしゃべりしたりしてあっという間でしたが、今では予約出来るし考えられないですね（苦笑）
映画の内容は衝撃的＆残虐＆性的で、アスカが好きだったのでショックすぎてだいぶトラウマになりました。10代前半が見て良かった内容だったのか疑問ですし、今考えるとあかんやろｗと思うのですが、当時年齢指定入ってなかったんですよね。今ならR15くらい入るんじゃないでしょうか。後半はその時はあまりに不可解で、ポカーンとして家に帰った気がします。
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||を見た感想（※ネタバレあり）
公開してから３ヵ月が経ちますので、もうさすがに大丈夫かなとネタバレありでつらつら書きます(笑)まだネタバレ嫌な方は、注意してください。
2020年に公開予定だった本作でしたが、新型コロナの影響で延期の延期を強いられて今年2021年3月8日にやっと公開になりました。前作の『Q』からは何と9年経っての公開で、長かった…長かったなあぁという（苦笑）
今年の3月はまだ緊急事態宣言中で、映画館は前後左右1つずつ席を開けた状態で営業していました。シンエヴァはネタバレ踏むのがイヤだったので、公開してから1週間以内に1人で観に行きました。
1回目を観に行った時は、最初に「これまでのエヴァンゲリオン」が始まって驚きました。親切になっている！コナンかよ！と(笑)それから前作『Q』から、シンジ達はまだ歩いていたんだね…としみじみしました。長かったですよねぇ。
第3村にもびっくりで、エヴァってあぁこんな優しくなったんだなぁと。同級生達の境遇も、あまり違和感の無い所に落ち着いたなぁという印象でした。でもあのレイ（仮）が田植えをするなんて、誰が想像しただろうかと！(笑)制服を着るシーンでは、笑いを取る役回りもしていてそれもびっくりしました。
また最初のパリの戦闘シーンは、カッコ良くて鳥肌が立ちました！劇場のスクリーンを端から端まで使ってキャラが動くなど、大胆な演出に感激しました。中盤辺りの戦闘シーンもスクリーン中心から四辺に広がっていく光など、本当に刺激的で美しかったです。IMAX初体験でシンエヴァを観たのですが、映像が綺麗すぎてそれだけで感激してしまいました。また、アスカがシンジに無理矢理食事させるシーンも、アニメでこういう映像は見たことがなくて、凄く新鮮でしたね。
前作『Q』からアスカが結構活躍していて、しかもマリと仲良さそうで。百合好きとしてはもう嬉しくて！(笑)アスカとマリで世界を救ってくれるのでは無いかと、マリがアスカを救ってくれるのではないかと、期待していたのですが…。
本作でもアスカが活躍していてカッコ良くて嬉しかったですが、途中からまた痛い目に合っていて！！？涙。なぜアスカばかりが痛い目に合いまくって、しかもお色気担当なのか？？という…凄く謎でアスカに何の恨みが？という感じがｗいやでも、お色気シーンは嬉しいですし、アスカはそういう役回りなんですね。
アスカは最後にケンスケの小屋に送られて、幸せになれそうな居場所を見つけられたのなら、それはそれで良かったのかな…としんみりしました。アスカとマリでくっついて幸せになってくれたら嬉しかったですが、でもエヴァって元からギャルゲーみたいな周りみんな女性って感じだったので、異性愛に落ち着くのはまぁそうだよなぁなんて思いました。
『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』では、最後のシーンでアスカがシンジに気持ち悪いと言って終わった赤い海辺がありますが、本作ではシンジがアスカに好きだったと告白する和やかで穏やかなシーンに変わっていました。感慨深かったですね。ちゃんとすべての事柄を振り返って決着をつけていて、それは本当に途方もなく、とてつもない作業だったのではないのかと。
本作でも色が付いていない線画だけのシーンもあり、旧作の演出もしっかり取り入れていて懐かしく思いましたね。白線だけのシーンは出なくて本当良かったですｗ
ゲンドウの独白もあって、そんなに素直に色々話しちゃう人だったかな？とか思うところもありますが、分かりやすくなりましたよね。
最後にシンジとマリが手を取って階段を駆け上がって行くシーンも、えっ！エヴァ！！？どうしたの？？という爽やかなラストで驚きました。
劇場で観ていて印象的だったのが、ミサトさん率いる戦艦ヴンダーが最後の決戦で地球に降りて行くシーンで、すすり泣きが聞こえてきたことでした。そうかぁそうだよなあぁなんて思って、自分も少しうるっとしてしまいました。
あと監督は、特撮と宇宙戦艦ヤマトが本当好きなんだろうなぁということが、ひしひし伝わってきました(笑)
2回目はゆんちゃんと一緒に観て、ミサトさんが最後に言う「お母さん、これしかしてあげられなかった」というセリフの意味がやっと分かりましたね。1回目1人で観た時は、何でミサトさんのお母さんがいきなり出てきたんだろう？？と謎だったんですけど！ミサトさん自身もうお母さんでしたよね！っていう！！(笑)ゆんちゃんは一発で分かって凄いなぁと！自分の読解力の低さに落胆しましたｗ
3回目は入場者特典の薄い本に釣られて、観に行きました。観れば観る程やっぱりアスカが可哀そうな気がして、悲しくなってしまいました。マリに最後にお別れを言われて、送り出されるシーンは何だかもう用済みって言われた気がして。あぁアスカとマリがくっつくなんて、夢見てた自分は玉砕ですｗでもマリは憎めないキャラですね。
アスカとケンスケは兄妹のようで、くっつくとは自分は思えなかったので、アスカの孤独感はこの先埋まるのかなと考えると少し辛くなりました。
・・・色々思い返すと終わらないので最後に言うなら、やはり2時間半は長かったなぁと（苦笑）何度も観るにはツラい・長すぎる…３回観ましたがお尻が痛くなりました。映画館で観るのは、3回で見納めにします。円盤出るのを楽しみに待ちます(*^^*)
映像だけでも素晴らしい作品なので、興味ある方は劇場に観に行っても良いのではないかと思います。新劇場版は旧作のような湿度高いジメッとした、イヤな感じが全く無くなりました。サラッと湿度低くなったエヴァは、果たしてエヴァなのか？とか思いますが（苦笑）とっても見やすくなり、やっと作品になった感じがします。丸く収めてスッキリ完結、本当に良かったです。
庵野監督の次回作も次々回作も実写映画みたいで、そちらも面白そうですが、またアニメ作品を作ってくれたら嬉しいぁなんて思います。
ゆんちゃん、シンエヴァどうだった！！？
なんか面白いかとかどうでも良くなる映画だったわー。でも創作意欲ゴリゴリ湧いてくる感じ
へー！ゆんちゃんと一緒に観ることが出来て、私のエヴァはやっと完結した感じです！(笑)ということで、今日はこの辺で！ではまた！
