Unityゲーム制作の２Ｄゲーム制作編スタートです。
２Ｄゲームってなに作るの？
解説全体を通して、マリオみたいな横スクロールのアクションゲームを作っていこうと思ってるよ！でも今回は３Ｄのときと同じように、初めて触る、かつ、プログラムがわからない、って人でも、とりあえず物を動かすことができるやり方を解説するよ！
Unity製２Dゲーム制作に必須の、物（オブジェクト）の配置
どんなゲームを作るにしても、基本になるのが物（オブジェクト）の配置です。
プレイヤーキャラクターもですし、地面や建物、障害物などを画面上に並べないとゲームは作れません。ですのでまずはとにかく、地面を配置すること、そしてその上に、物を置いてみることです。
今回は画面上に地面を配置し、その上に球体を乗せて、さらに、地面を傾け、球体に物理法則に従う機能をつけることで、プログラミングなしで物を動かすやり方を解説しています。
実際の工程を動画にまとめているので、よかったらこちらも参照してみてください。
Unityでのオブジェクトの配置～物理演算の利用までのやり方
オブジェクトの配置は、左側にあるHierarchyウインドウを右クリックして、出てきたメニューの２DObject内、Spritesにある項目をクリックします。今は地面を作りたいので、Squareを選択しましょう。
すると、以下のように正方形がSceneに追加されます。
こいつを左上にある四角の四隅に点のあるアイコンをクリックし、Scene上のSquareの大きさを変更します。
こうしてできた地面に、今度はCircleを配置します。このあとのステップで物理演算を付与するので、接地させずに空中に浮かせておくのが良いでしょう。その状態で画面上部のプレイボタンをクリックしてみて、一旦動作を確認しておくと良いです。
Circleを配置したら、Circleを選択した状態で、右側のInspectorウインドウのAddComponentボタンをクリックし、検索欄に「r」と入力して、表示された一覧の中からRigidbody２Dを選択します。
続いて検索欄に「c」と入力して、表示された一覧の中からCircleCollider２Dを選択します。
これでCircleには物理法則が適用され落下をするようになり、さらに他のColliderと接触したときに動きを止めるようになります。
Circleと同じ手順で、SquareにもRigidbody２DとBoxCollider２Dをつけてあげます。
SquareのRigidbody２Dは、Constraintsの設定を以下のようにしておきましょう。これで位置が固定されます。
このままだと落下するだけなので、地面にしていたSquareを傾けてみましょう。そうすると、CircleがSquareの上を転がるようになります。
３Dのときと同じでこの辺は簡単だよね
そうだねぇ。なんか３Dのときよりもっと簡単かも
奥行きがないから物の配置がちょっと楽になるんだよね～
